施療のながれ

カイロプラクティック川崎では構造診断に重点を置き、身体全体の動きの検査を行い、脊椎や骨盤、四肢の関節の動きや位置の調整をします。
他の施療所のような「整体(一般的な整体というのは無資格のマッサージ行為が多い)」や「マッサージ(有資格者による筋肉弛緩操作の事)」は行いません。

(注)カイロプラクティックを解りやすく整体と言っている先生方もいますので、すべての整体を否定するものではありません。

1.問診

目的は病理の確認と原因の追及です。

病理があればまず病院の受診をお勧めしています。
例えば頭痛では殴られた様な痛みがある場合、頭蓋内の出血を疑いますし、徐々に痛みが増している様な時には脳腫瘍の場合があります。
単純に左側の肩こりと思っていても、胸痛が伴う時には狭心症や心筋梗塞がありますし、右側では胆石の方もいました。
腰痛でも体位変換で痛みの変化が少なかったり、変化がない場合は内臓の病気が考えられます。また、骨折や脱臼などは整形外科の対象になります。

病理が無いようであれば主訴の原因になりうる出来事があるのかお聞きします。
仕事の姿勢、現在行っているスポーツや過去に行っていたスポーツによる障害や、交通事故の後遺症(事故後、頭痛が続いている、めまいが起きる、肩が凝る、腰痛が出た。など)
また、これといった原因が無くても経年的な姿勢の歪みで痛みが出ることも多く見受けられます。

2.検査

問診後、必要に応じ整形外科テストや神経学テストをし、姿勢分析と構造診断を行います。
※検査着に着替えていただきます

姿勢分析では重力線に対してどの様に身体が歪んでいるか、どちら側の脚に体重がかかっているか、または痛みから逃れるために意識的にかけているか、前過重なのか後過重なのかを確認します。

その後、痛みが強い場合は動かせる範囲で体前屈、後屈、膝を上げるテスト、頸椎の前屈や後屈など行い、左右差や痛みの発生、増悪の程度を調べます。

カイロプラクティック川崎ではこのような検査を効率よく行える様にシステム化しています。

3.施療

問診の結果と検査結果により調整すべき関節を決定し、年齢や状態を考慮し施療を始めます。

調整の手順としては症状により異なりますが、一般的に脊柱から骨盤および頸椎の調整後、四肢の症状があれば当該関節の調整をし、施療後前述の検査を繰り返して、施療後の動きの回復や痛みやしびれの程度の変化を確認し、現在の状態と今後の施療のご説明を致します。

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