40代男性。右脚のしびれで来院。来院時は壁に手をついて伝い歩きで入って来た。立ち仕事が主で来客の案内、店内清掃等身体を使うようであったが、特に痛みを発症する様な事柄は無かった。
骨盤の検査をすると右仙腸関節の前方変位があり調整後、痛みは半分くらいになり、壁に手を着く事も無く歩ける様になった。
骨盤・腰椎
40代男性
50歳男性・大型トラックの運転士
50歳男性。大型トラックの運転士。来院の一週間前に運転台から飛び降り、左手を着きその際、左薬指をおそらく脱臼したと言っていた。左膝も強打しその後、左脚に痺れ発症。
この方の場合は膝を強打した事による外傷的な骨盤変位であり、骨盤の検査をすると左側の寛骨の前方変位があった。月曜日に来院、初回でほとんどしびれがとれたが、木曜日まで休みを取っていると言っていたので、4日連続で施療でしびれは消失し施療終了とした。
50代男性
50代男性。脊柱狭窄症と診断された。以前外国で交通事故の経験あり。
杖をついて歩く様な時もあり。背中を伸ばしづらく右脚の痛みとしびれが出ている。頸椎も損傷していて、右腕にも痛みとしびれが出ていた。
骨盤の検査では右仙腸関節の前方変位で、腰椎は伸展制限があり特に右側屈が左側より出来ず右側に身体を倒すと右脚の痛みしびれが増悪する。
骨盤の調整し、腰椎は座った状態で本人の筋力を使った調整法であるマッスルエナジー法を使って調整をした。週一回のペースで7〜8回で背中を伸ばしやすくなり、杖を使う事無く歩行できる様になった。
30代女性
30代女性。出産は2回。10年ほど前に施療をしていた。昨年8月、腰痛と右脚のしびれ、右母趾(足の親指)の動かしづらさで来院。姿勢を見ると骨盤が右に移動して、気をつけの状態で右腕と骨盤が接触していた。骨盤検査では、右仙腸関節の後方変位はあるものの、腰椎は変位はあるが椎体の可動性は失われていないため、骨盤と頸椎のバランスをとる様に調整。週一回程度の施療で9月初頭に骨盤の右移動は無くなり、しびれと母趾の動かしづらさも無くなった。その後、海外旅行に行ったが症状の悪化は無かった。
24歳男性・プログラマー
24歳男性。プログラマー。左仙腸関節の痛みで来院。高校生の頃からアメフトを続けていて、冬期はスキー、スノボもしている。レントゲン検査では異常なし。
長く座っていると痛みの増悪があり、アメフトの練習が続くと左臀部まで痛みが出る。
その他、右膝前十字靭帯の断裂、右肩関節の亜脱臼もあり、練習でだいぶ身体を痛めていた。骨盤の調整を中心に頸椎までの調整で症状は無くなった。
35歳女性
35歳女性。引っ越しでギックリ腰になり来院。左仙腸関節の前方変位と右仙腸関節の後方変位であり、骨盤が右側にスライドしていた。
二日連続で調整し、二日おきに二回の調整で痛みは軽くなり、それまでは車で来院していたが、一人でバスに乗り来院出来る様になり4〜5日間隔で施療をしていたが痛みが治まったためいったん施療終了をしたが、まだ骨盤の右スライドが治まって無かったので、施療期間を空けたくなかったのだが、三ヶ月後にまた腰痛がおき来院。
今回は骨盤のゆがみのため、左下腹部に痛みが出ていた。内臓の不調は無かったので、骨盤の調整を中心に行い2〜3日置きに施療して6回で骨盤のスライドが消え、痛みも無くなり終了。後、10年ほど、年一回程度で、症状が無くても来院していただいている。
28歳男性
28歳男性。紹介され左坐骨神経痛で来院。腰椎椎間板ヘルニアで神経根ブロック、硬膜外ブロックをしたが効果がなくレーザー手術でヘルニアを除去。多少改善したが、自宅から15分程度のバス停まで3回程度休まないと歩けない状態であった。
車の運転で痛みは出ないため週3回の調整に通っていただいた。
左仙腸関節の前方変位、腰椎前弯消失の調整を中心に施療する。
非常に体格が大きい方で、最初は痛みが強く施療ベッドでの調整は落下の危険があると判断し、申し訳なかったが床上で調整を行ったが、体位変換時、痛みの増悪があり1分くらい休まないと変換が出来なかった。
1ヶ月くらいでベッド上での施療が出来る様になり、背中を伸ばして座れる様になった。
背中を伸ばせる様になってからは、出勤時はバス停まで休まず歩ける様になったが、帰りは一度くらい休む程度になり、月1回の調整を続けほぼ痛みが無くなって来た時に仕事先が変わったため施療終了とした。紹介者によると忙しい時には仕事場で走っていると聞いた。
50歳男性
50歳男性。紹介で来院。症状は腰痛と坐骨神経痛。入室時右脚を引きずっていたので、右坐骨神経痛と思ったのだが、小児まひで右脚に障がいがあった。左坐骨神経痛の原因は左仙腸関節の前方変位であった。小児まひのせいと思うが、右側にも同じ変位があったが、こちら側は、麻痺のため歩行がしづらいためと思われる。
初回の骨盤調整で坐骨神経痛は治まったが、腰痛が残っていたため、週1回のペースで調整を続けたところ、9回目の施療時、「右足趾が動く様になって来た。凄くうれしい。」と右足趾で床をつかむ様に動かしているのを見せてくれた。
小児まひが完全に回復するわけではないが動きの悪さは、まひだけが原因ではなく、動かしづらさなどで関節の密着が悪さが影響を与えてるのではないかと考えている。