まぶたの痙攣

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原因ははっきりしておらず、「大脳の一部に機能障害」や、「眼瞼炎、結膜炎などのまぶたや角膜の病気が刺激よって発症」「抗うつ薬など別の病気のために飲んだ薬が引き金」というケースあるようだが完全には解明されていない。そのため、治療は症状を抑える対症療法が中心となっている。また、ドライアイ、ストレス、疲労時にも起こりやすい。

カイロプラクティック的に考察すると、上まぶたが痙攣する方は第一頸椎、下まぶたが痙攣する方は第二頸椎に変位がある場合に発症しやすいと思われる。 もちろん同じ部位にゆがみがあってもすべての方に発症があるわけではないが、肩こりや頭痛のある方はおおよそ第一頸椎、第二頸椎に変位があり、そのような方に話しを聞くと疲労時にまぶたの痙攣があると言う方が多い。

椅子の背もたれに首を当てて頸椎を屈曲状態で長電話をした方では、その日の就寝時に寝返りを打ったとたん強いめまいが起きて、その後一ヶ月以上右を向いた時にめまいが出る様になり頸椎の調整を行った。めまいが軽くなった頃から、左の下まぶたに痙攣が出始め、頸椎の調整を続けていった所、左側の痙攣は消えて来たが、右の上まぶたに痙攣が出た事があった。

この事から第一および第二頸椎の変位が頸神経を牽引する事によって大脳の機能に障害を与えたのではないかと推察される。 このよう症状がある場合、一度病院(眼科または神経科)を受診して病理が無い事を確認できたら、カイロプラクティックで頸椎の調整を行うと効果がある。

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