39歳男性。第五頸椎と第六頸椎の間のヘルニアと診断されたが、病院での治療は無く痛み止めとビタミン剤の服用のみで、MRI検査の他には握力検査をしたそうで、右手は60kg、左手は25kgとかなり左右差があり、頸椎の痛みと左腕と左手にしびれがでていた。
初回の調整で頸椎の痛みは軽減、可動域も広がり、握力も35kgくらいまで上がった。
二階目以降は前回施療後くらいの握力があったが、頸椎の調整を行うと握力が下がる様になり、左肩の検査で肩関節のゆるみがあり、調整をすると握力が向上した。調整後テーピングで安定をさせておくと、次回の施療時は握力が安定していた。
病院にも行っていたが、痛みも無く握力が出ていたので病院は終了。しかし、ヘルニアに検査等はしていない。
この事を考えると、頸椎の痛みやしびれは頸椎の可動制限であり、握力の低下は肩関節のゆるみと考えられる。