腕のしびれや頚部痛で施療中のクライアントさんの膝を検査したところ、右膝の動きに異常を感じた。改めて話しを聞くと、5年前、階段で脚を滑らせ右膝を痛め整形外科を受診。レントゲンで異常なし。様子を見ると言われ特に治療や投薬はなしだったとの事。
その整形外科では触診および整形外科検査は無く、レントゲンのみで診断したようだが、本日、Drower’s Sign(ドロワーズ サイン 画像参照)という前・後十字靭帯の検査を行うと、後十字靭帯の損傷を発見できた。
靭帯が伸びてしまったこと自体は外科手術をする他に方法は無いが、膝関節の位置を調整する事と日頃からアイシングを行う事で、痛みや不安定をかなり防ぐ事が出来る。
膝の痛みや不安定を感じ、レントゲン、MRI検査で異常がなくても、整形外科検査や、カイロプラクティックによる可動性検査を行う事で、膝関節の異常を発見する事も出来る。
また、程度にもよるが関節の調整をする事で痛み、不安定感を緩和する事が出来るので、異常を感じてる場合はカイロプラクティックの施療をお勧めする。