歩行

仕事場までの約4kmを徒歩通勤している。

歩く事は『腰痛対策になる』と話す方が多いと思う。
理由としてたいていは筋肉の話しになるのだが、歩行はたいして筋肉を使っていないと考えている。階段や坂道を多く歩く方は相当筋肉を使うが、平坦な道を歩いているだけなら筋力はそれほど強くならないからだ。

直立二足歩行をする「ヒト」が歩いているだけで筋力を使い、エネルギーを消費するのでは大変な事だと思う。移動だけで疲れてしまうわけだから。もちろん筋肉をつける事が悪いわけではない。

歩く事は骨盤の動きを正常化して、骨盤の可動が正常になれば、脊柱の可動性も良くなってくる。 といっても、ゆっくり歩いたり、歩幅の小さな歩き方ではあまり良い効果は得られない。

大股早歩きが基本。身長にもよるが1kmを10分くらいで歩く様にしている。仕事場まで40分くらいで歩く様に心がけている。

靴選びに関してはそれほど高い靴でなくても大丈夫だが、靴ひもはきちんと結ぶ事は大事である。踵をきちんと合わせて、つま先は少し遊ぶ様にし、足の甲の部分でしっかり結ぶと歩きやすくなる。
毎回結ぶのは大変なのだが、慣れてしまうと緩い靴では歩きにくくなり、結ぶ事が当たり前になる。

本来は40分くらい連続で早歩きすると良いのだが、夏場など汗をかいたまま電車に乗っていったり、夜遅くに帰ってくる方に「よく歩いて下さい」というのは無理があるので、駅まで自転車であればそこを歩く様にしたり、エスカレーターを使わず階段にすれば筋力も上がってよい効果がある。
心臓などに病気のある方は医師の診断のもとに行って下さい。

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