ゴールデンウィークで運転している方が多いだろうが、最近はほとんどの車がオートマティックになっている。ワンボックスであると膝が前に伸びず、仕事で使っている様な椅子に座っている形になる。
そして、オートマティック車では左脚を使う事が無く、床を踏みつけている事が無いので、膝の関節が「浮いている」様な感じになる場合がある。 この状態が長く続くと、降車時に膝が痛む事がある。クラッチ操作があるとそれなりに膝の曲げ伸ばしがあるため痛む事は少ない(最も渋滞でのクラッチ操作はかなり辛いものがあるが)。出来れば2時間くらいで休憩を取り4〜5分歩く事をお勧めする。
運動等で膝を痛めた事のある方はこの症状が出やすいかもしれない。関節には力が加わっていないと潤滑が失われてしまい、動かすと痛みが出やすくなる。 歩く事で潤滑が回復して痛みが軽減される事になる。
そして長時間の運転では運転者だけではなく同乗者もエコノミークラス症候群の発症に気をつけなければならない。場合によっては数時間も座っている事になる。集中力が続くのもおおよそ2時間くらいと言われている。
安全のためにも健康のためにも休憩しながらのドライブをお勧めする。