頭痛と気圧。

 

頭痛

6月は一年で一番気圧が低いと言われている。気圧が下がると偏頭痛を起こす方が多くいる。気圧が下がると言う事は体内の気圧が上がる事と同じ事であるため、頭の中で血管が広がり血流量が増える事が原因と言われている。

この様な方の中には耳管が詰まっていて、いわゆる「耳抜き」が出来ないと言う事もある。スキューバダイビングでタンクを背負っていると大抵は耳抜きが出来るのだが、タンクを背負っていても耳が抜けず、飛行機に搭乗した際も耳が抜けず苦しんでいると言う話しも聞く。

頭痛の方の頸椎を検査すると上部頸椎と下部頸椎に反対の傾きが観られる事が多い。特に、第一頸椎(環椎)に側方と後方変位があり、頸椎を調整すると頭痛が治まってくる。

週末、ご自宅にいる時には頭痛が起こるが、仕事場では頭痛がでないと言う方がいるのだが、ご自宅は電車の近くと行っていた。もしかすると電波障害ではと考えているのだが、頸椎の変位がある方すべてが同じことが起きるわけではないので、確かとは言えないが、送電線のそばではこの様なことが起こると言う報告もある。

いずれにしても脳の病理が無いと言う場合においては、頭痛には頸椎の調整が効果的である。自宅では後頭部のアイシングを行うと血流量が少なくなるので頭痛が軽くなるので、偏頭痛の時にはお勧めする。

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