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車中泊で頚部痛に

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横浜から伊勢参りのため車で移動したという方が見えた。月一回くらいでいらっしゃるのだが、今回はちょっと早かったので話しを聞いたとろこ、車中泊のせいだと思うが首が痛いとおっしゃる。

ご自身は運転しなかったそうで、なおさら寝てしまい首の痛みに繋がったのだろう。旅行の後から左腕に軽いしびれ感も出ていると話してくれた。 普段も頸椎に動きは硬く可動域も狭くなっているのだが、今回は特に右側第5頸椎と第6頸椎の間で右側の変位があり可動できないでいた。かなり硬さを感じたが思ったより調整がしやすく、施療後の痛いもだいぶ治まっていた。

左側は腕にしびれが来るほどの変位や可動制限がなく、肩関節を検査するとゆるみがあり、肩甲骨を押さえて腕を足の方に軽く引くと、関節が離れて行くのが触診できた。 頸椎の施療後、仰向けのまま肩関節の調整器を使いご自身で動かせてもらうと、肩関節の可動域が大きくなりしびれ感も無くなっていた。肩関節の問題は学生の頃からバレーボールをしているため、転倒などで痛めている物と思う。

これからの季節はドライブシーズンでもあるので、車中泊では首の位置が悪くならない様な工夫が必要になるだろう。また、痛めた時にはすぐにアイシングを行う事が重要となる。

手首の痛み

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2週間ほど前に運転台から降りた時に転倒。左手の小指側から手を着き掌側に曲げると痛みが強いと言う。触診をすると左側手首の小指側の骨が右手に比べ手の甲側に僅かに出っ張っている。正確な骨の名前は手根骨という八つの骨の中の「三角骨と有鉤骨」という骨が変位をしていた。

動きの悪い方向に軽く圧を加えしばらくすると「ジワッ」っという感じで動き始めた。何度か繰り返すと完全に元の位置というわけにはいかないが、位置が変わって来た。 今回は急性であったため、すぐに症状が軽くなって来たのだが、この状態を我慢してほっておくと、変位した状態の骨の形になってしまい、痛みと動きの悪さが継続していまい調整をしようとしてもなかなか痛みが取れなくなる。

 
このような時には受傷直後にレントゲンで骨折の確認をして、折れてなければアイシングを行い、腫れが軽くなったらカイロプラクティックで手首の調整を行うと効果が高くなる。調整後は痛みが引くまでアイシングを続けると予後がよい。

運動前のストレッチ

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試合の前などにストレッチを行ってる方が多いと思うのだが、最近では運動前のストレッチはよくないと言われている。

通常ストレッチというのは、縮んでいる筋肉を伸ばして、筋肉を痛めない様に行っているのだが、筋肉は縮む事、すなわち収縮する事が仕事であって、自分の意志で筋肉が伸びる事は無い。 しっかりストレッチした筋肉は緊張が無い状態であるから、いざ、動こうとしてもすぐに動く事は出来ない。

考えてみると、筋肉の緊張をなくすという事は、マッサージをして筋肉を緩める事と同じ事であるから、すぐに動こうとしても動けないのが当たり前であり運動のパフォーマンスが落ちるのも理解できる。

ただし、試合や、練習を行う時に、何もしないで体を動かすと、動く事に準備ができていない筋肉を痛める事にも繋がるだろう。したがって運動を行う前には充分時間を取って、ストレッチを行い、その後は、しっかり早歩きをするか軽いランニングを行って筋肉を収縮させる事が大事になる。そして、ストレッチは練習や試合後に行う方が効果的となる。

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