ブログ

熱が出たら?

927595

先週インフルエンザで施療を休んだ方がいらしたので、発熱について書いてみた。

発熱は風邪やインフルエンザの際に、身体が免疫力を上げるために起きる事で、実は喜ぶべき事である。身体が病気に対してきちんと反応している証拠であるからだ。

風邪を引いた時など感染したと言う情報を元に発熱の指令が出て、決めた体温まで熱を上げる事になり、決められた体温になるまでは体温が下がる事は無い。 発熱しないと言う方は免疫機能が低下しているのではないと思う。

解熱剤で熱を下げると薬の作用で一旦は熱が下がるのだが、薬の効果が切れればまた熱は上がる。それを繰り返すと熱が下がりにくくなり、いつまでも熱が高い状態になる。

しかし、発熱は必要な事であるが、脳にとっては非常な負担である事を忘れてはならない。体温は高い状態で維持して、脳は冷やす事が大事になる。脳はタンパク質で出来ていて、タンパク質は高温になると変性して硬化する。これは、水に生卵を落として、それを熱していくと、透明だった白身が40℃近くになると白く固まってくるのと同じ事である。 そして、脳の温度が42℃になると人は死ぬ事になる。だから、水銀体温計は42℃までだったのである。

免疫を高めるため体温は上げ、脳を守るため頭は冷やす。頭寒足熱は間違っていない事になる。 そして、もう一つ忘れてはならない事がある。発熱にはパイロジェンと言う発熱物質が必要なのだが、加齢によりパイロジェンは減ってくる。そうすると、当然発熱しにくくなる。老人の肺炎は死亡原因になるが、パイロジェンが少なくなっていると体温が上がらないため発見が遅れる事になる。これを無熱性肺炎と呼ぶようである。この様には発熱が無いと言う事は非常に怖い事である。

これを書いているうちに思い出したのだが、カイロの学生時代、生理学の体温調節の授業で上記の話しをしていて、最後に教授が「なんで、病院は薬を出すんだ?」と言い、答えに困っていたら「薬を出さなきゃ病院が儲からないだろ」と言っていた。

命がかかっている場合は薬も必要だが、風邪とかたとえインフルエンザであっても薬は必要ない。しっかり休んでビタミンCと水分をとり、頭を冷やしていればそれでよいのである。

関節を鳴らすと?

85singo_embeddedIMG_crackingknuckles_850px_1-600x600
指の関節を鳴らすと節が太くなる。と言われたものだが、実は本当の事である。 関節は関節包という袋に包まれていて、その中には滑液という液体が入っていて関節の潤滑を行っている。

関節を急激に曲げると関節包の中が陰圧になり、滑液に溶け込んでいる窒素(と、言われている)が気泡になり、それがはじける時に出る音と言われている。非常に小さい気泡なのだが、気泡がはじける時にかなりの高温になるため、関節軟骨を破壊してしまう。破壊された軟骨は修復されるのだが、繰り返しポキポキするためだんだんと関節が大きくなってしまうのだ。

よく自分でクビをボキボキ鳴らしている方を見かけるが、首の関節も同じ事が言える。音が出るとすっきりした気分に鳴るのだが、自分で鳴らす時にはたいして動きの悪くない関節が鳴る事が多いと考えられ、一番動かしたい関節を自分で動かす事は難しいだろう。

整体といわれる手技の中には頭を両手で持って左右に勢いよく捻る様な事をしているのを見かけるが、これも非常に怖い事なのである。カイロプラクティックでは個々の関節の動きを検査して、動きが悪い関節のみの動きを調整する。動きがよい部位は調整する必要がなく、却って症状の悪化に繋がる事もある。
調整の際に音が出る事もあるのだが、音を出す事が目的ではない。何度も鳴らすと首だけではなく指の関節と同じ様に関節が大きくなってしまう。関節が大きくなると却って動きが悪くなる事もある。指同様に首も鳴らさない様にした方がよい。

視力低下と頭痛

siryokukensa

頭痛の続いてる方で、緑内障だったと言う方がいた。緑内障は年齢には関係なく発症し、強度の近視の方は発症しやすいと言われ、緑内障自体は治る事は無いため、早い発見と目薬による治療を続けて行く事になる。ほっておけば失明する事もある。

簡易的な方法だが、片方の目を塞いで、格子状の升目を見た時にゆがんでいる升目があったり、みえない部分がある場合は緑内障を疑う。この方法は自宅でも出来るため、光がまぶしく感じたり、チカチカする様な事が続いているなら、簡易的に調べて見てよいだろう。もちろん、眼科の受診が一番確実であるのは言うまでもない。

本日、継続して来ているクライアントさんだが、先々週くらいは頭痛が軽くなっていたのだが、先週末や、本日は頭痛が出て来ていると言っていた。2年くらい前にだいぶ視力が落ちたと話していて、すこし、乱視も入っている様である。視力低下の原因はおそらくパソコンだろうと話していた。

視力低下があると、見やすい方向から物を見ようとするためだろうか、頸椎のゆがみが出るのではないだろうか。特に頭痛の方は第一頸椎の側方変位と後方変位が起きているいるのを多く見かける。頸椎の調整を行うとその場で頭痛が取れる場合もあるのだが、仕事の姿勢や視力の問題もあるのだろうが、ある程度調整を続けないと頭痛が無くならない事も多い。

頭痛が続いている場合は一度、脳の検査と、眼科検診をする事をお勧めする。脳および目の異常がない場合は、姿勢の調整が効果的である。

ページの先頭へ