早くも熱中症のニュースを見る事が多くなって来た。ブログの一番最初に自分自身の体験と対策を書いているので、詳しくはそのページを参考にして頂きたい。『熱中症』
熱中症を防ぐには、あまり時間を置かず、水分補給をする事が大事になる。 普段に摂取する水分は、普通の水で充分であり、熱中症ではない時にスポーツドリンクを飲んでもあまり効果はなく却って糖分の摂取が多くなったり、必要な水分を補給できない事がある。
スポーツドリンクは普段より多く汗をかいた様な場合に有効であり、半分くらいに薄めた方が水分を取り込みやすくなる。経口補水液を自作するサイトも多くあるので作ってみるのもよいだろう。
部屋の中でも注意が必要で、喉が渇いてなくても水分補給をしないでいると熱中症になる事もある。クーラーも必要に応じて使う事も大事になる。
熱中症になったら、まず水分を取り涼しいところで、頭を冷やして安静にする事。意識の低下があればすぐに病院へ。
こまめな水分補給を忘れずに!
現在は個人で縫製業している方から相談があり、左母指の付け根が痛いと言うので指を見せてもらった。 第一中手骨が(親指の甲の部分)が手の甲の方向に少し飛び出している。上記の画像は私の手であるが、この女性も同じ様な変位であった。
話しを聞くと痛みの時期ははっきりせず、いつの間にか痛みが出て来て最近は仕事でも痛みが強いと言っていた。 この方は子供の頃から縫い物が好きで小学校に上がる前から母親に教わって縫い物をしていたそうだ。「考えてみれば学校上がる前からだから、50年以上縫い物してるんだよね」と話してくれた。
右利きの方は左手で布押さえて右手で運針をしているため、母指に変形が出たのだと思われる。第一中手骨と大菱形骨の関節の調整を行うと第一中手骨の変位は多少よくなり痛みが少なく母指の動きもよくなったので、以後、自分で調整する方法を話し時間のある時に自己調整を行ってもらった。
しばらくして連絡があり、痛みはだいぶ落ち着いて来たと話してくれた。親指に力を入れる様な仕事をしている方はこの様な変位が多いのではないと思っている。痛みが強い時にはアイシングをお勧するめ。
2年ぶりに来院したスナック経営の女性。今回の症状は右手の指先が軽く電気が通ったようにピリピリしているという。 症状が出始めたのは1ヶ月くらい前で、お店のお客さんが肩を揉んでくれたそうだ。それが原因とは思わないが、頸椎の動きを検査すると、下部頸椎が右に倒れにくい。この部分は腕を支配している神経がまとまって通っているため、首の傾きが出ると傾きの程度によって神経が牽引されてしまう。
一般的に腕や手のしびれ、または坐骨神経痛も「神経が圧迫される」と言われているが、実際は神経の圧迫より牽引された方が障害が出る。今回の場合も下部頸椎の傾きによって神経の牽引が原因として調整を行った。
仕事の都合もあり近いうちには来られないと言うので改めて連絡してもらう事としたが、頸椎の調整後下部頸椎の動きは回復して、頚が動かしやすくなりしびれ感も少なくなっている。
またインターンの頃の経験だが、肩こりが強いのでマッサージ師を自宅に呼んで施療を行っていた方がカイロプラクティックセンターに来ていた。その方の僧帽筋を触診すると筋肉の中になにか硬いものが入っている様に感じた。強いマッサージによる筋肉の変性と思われる。強いマッサージは筋肉を壊す事があるので呉々も注意を願いたい。
腕や手の痛みやしびれは脊髄に問題が無ければカイロプラクティックの調整は効果は高いと考えている。