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急性腰痛の施療

gikkuri

あるテレビ番組で、急性腰痛は筋膜同士の癒着が原因であり筋膜の癒着をはがすと痛みが無くなると言っていた。 方法は生理食塩水を筋膜の間に注射すると言うものであったのだが、この方法はどこの病院でも行っているのではないようだ。

実際にエコーで画像を観ながら注射をして、筋膜同士が剥がれていくのが見える。そして、痛みが治まっていくのを確認しているから、筋膜の癒着をはがす事は大変に重要な事であるが、筋膜同士が突然癒着するとは考えにくい。やはり、癒着する原因があると考えなくてはならないだろう。

筋膜同士が癒着しているのは隣り合った筋肉が引き延ばされた状態になっていて、筋膜同士、筋肉同士が押し付けらた結果と思われる。普段より引き延ばされている状態で筋肉の動きが少ない場合に筋肉の癒着が起こると考えている。

ギックリ腰は筋肉の最終組織内ですべりが起こり筋肉内に炎症が起こる事で痛みが発生する。したがって、引き延ばされている筋肉を元の長さにする事が大事となる。筋膜が癒着している状態は慢性的な腰痛があったのではと推察している。その状態で筋肉を瞬間的に引き延ばす様なことが起きればギックリ腰になるだろう。

筋肉が引き延ばされていると言う事は、筋肉が付いている関節にゆがみがあり、傾いている方向と反対側の筋肉がてこの原理で引き延ばされる事になる。 骨盤に変位があると腰椎に傾きが生じ、腰部の筋肉の長さに左右差ができる。

前述した様に傾いた側と反対側は絶えず引き延ばされており、同様に傾いた側と反対側に身体を倒そうとすると、今度は傾いた側の筋肉が強い力で引っ張られる事で、筋肉に炎症が起きる。 カイロプラクティックでは骨盤の変位を戻し、腰椎の動きを正常に近づける事で筋肉の長さを整えていく。そして、初期段階では安静にして、筋肉の炎症が治まるまでアイシングを行う事が重要になる。

発熱時には。

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基節の変わり目で寒暖差が大きく、風邪を引いている方も多いですね。 発熱とは菌やウイルスに感染した時に体温を上げて免疫を強くしている状態ですから、解熱剤の服用はせっかく身体が自力で病気を治そうとしているのを邪魔しているという事になります。

解熱剤を飲むと一時的に体温が下がりますが、仮に39°にセットされた体温はまた39°になろうとして体温は上がります。そのため、解熱剤を飲むと治るのが長引くという事です。

ただし、脳にとって熱は大敵で、水銀の体温計の目盛りは42°なのはそれ以上体温が上がると脳細胞が死んでしまうため表示する必要がないのです。 タマゴを水に入れて熱していくと、透明だった白身がだんだん白く固まってきますね。それと同じでタンパク質である脳は固まってしまいます。ですので、発熱時は体温は維持しながら脳の温度を下げる必要があります。 水枕等でしっかり頭部の熱の上昇を防ぐ事が大切です。昔から言われて来た「頭寒足熱」は嘘ではなかったのですね。

よく滋養のあるものを食べてと言いますが、栄養を取る事もそれほど大事ではなく、水分を多く取ってゆっくり休むのが一番です。 もちろんすべての薬を否定しませんが、風邪と解っている時に解熱剤の服用はしない方がよいと考えています。せっかく身体がきちんと反応しているのですから。

※加齢により体内のパイロジェンという発熱物質が少なくなると、発熱が阻害される事があり、お年寄りが発熱しない「無熱性肺炎」という状態になり気づくのが遅れる事もあります。

股関節痛

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60代男性 数年前にゴルフを始めた事がきっかけで左の股関節痛が発現した。以前に腰痛で施療をしていたのだが、ある程度痛みが無くなり仕事の都合もあって施療をしていなかったのだが、つい先だって左股関節痛が強く歩行で痛むと連絡が来た。

姿勢を見ると腰部が左に移動して上半身は右に傾き頚部を左に倒して立っている。歩行も同じ様な姿勢で歩いている。腰部のゆがみは今の車に変えてからゆがんだようだと話している。 骨盤と腰椎および頸椎の調整を行い、股関節を内旋と内転に可動制限を感じる。

可動性の調整をマッスルエナジー法で行う。後日話しを聞くと翌日は痛みがあったがその後歩きやすくなっていると言っていたが、やはり痛みが出てくるのでレントゲンを撮ってみても異常無しと診断され、治療も無し。レントゲン上で病理が無いので骨盤、股関節の調整を続ける。仕事の都合で週一回程度なら来られるというのでこちらでの調整と、自宅でも股関節の自己調整をしてもらう様にした。

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